作品展『3びきのこぶた』
みなさんは『3びきのこぶた』のお話をご存じですか?
私達が子どもの頃に読んでもらっていた絵本と同じものを
今の子どもたちも読んでいます。
とても有名なお話ですが、この『3びきのこぶた』の生活ぶりや
ストーリー続編を、ヤコブの子どもたちが作品展で表現していきます。
さて、どうなるでしょうか・・・?
<年中>
まずはお話の始めの始め・・・3びきのこぶたたちは
お父さん・お母さんと5ひきで暮らしていた(・・・と思います)
いったいどんなお家だったんでしょうね?
年中さんはそんな家族の暮らしぶりを製作することになったようです。
キッチンには「ガスレンジ」さすが現代っ子!(IHという案もあったんでしょうか?)
特徴をよくつかんでいますヨ!
↑ ソファーはフワフワにするために、中に新聞紙を詰めたり
カバーにはプチプチシートを使ったりと、仕上がりのことをちゃんと考えてました。
みんなで一緒に座ることを想像したのでしょうか?大きなソファーです。
↓ベットも気持ちよく寝られるように柔らかそうに仕上げます。色もかわいいですヨ
これは、シンクですね。蛇口はハンドルタイプ!使いやすそう~
布団には、かわいらしい模様をつけました~
みんなが表現したかったのは、快適で明るいお家!
みんなにとって「家」がどんな場所か、とても素直に表現したと思います~
<年少>
さて、お父さん・お母さんと別れて、それぞれに家を建てた こぶたたちにオオカミが迫ります・・・
年少さんは 、レンガのお家にオオカミがやってくる場面を、お話にそって作ることにしました。
吹き飛ばされない丈夫なレンガの家や、大きな鍋にオオカミが落ちた場面に取り組みましたヨ
年少さんも、お友だちと協力して製作できるようになってきてますネ~
年中さんや年長さんほど協力することには慣れていないので
こちらの方が真剣にやっているように見えます。
でも、集中力はあまりありません。
作業が脱線することも度々のことです。
それでも毎日コツコツがんばったネ!
1月の末は暖かい日が続いたので、お部屋の外に出て
家やカマドといった大物の色塗りをするグループもありました。
(顔や手足まで塗る予定はなかったと思うのですが・・・やってしまいましたか・・・)
大声で「暑い~日焼けする~」と叫びながら柱を塗るグループ
絵の具がすぐに乾くので、この日の作業ははかどったネ!
がんばっていることも、しっかりアピールしてくれました(笑)
だんだん作品らしくなってきた~
2月4日 「次、男の子~!」という先生の掛け声で
素早く靴下を脱ぎ始めた年少さん。
「待ってました!」という作業は・・・
手足のスタンプ~ 木の葉を表現するために青々と押していきます。
もう背景の製作まで進んでいました~もうすぐ完成だネ!
あのレンガの家はどんな風に完成したんだろう~作品展当日が楽しみ~
<年長>
ところで、鍋に落ちてしまったオオカミは、その後どうなったのか?
ストーリーの続編に挑戦する年長さん
グループ別に製作する担当を決めたようです。
これは、おもしろくなりそうだネ!
さあ、製作スタート!
グループの完成予定図に合うような箱や材料を揃え、みんなで相談しながら組み立てて
いきます。 構想は完璧!できるできる!
完成予定図がこれ↑
あれから3日目・・・まだ作品らしいものが見あたらない・・・
さらに2日後・・・すでに年中さんの作った家具がホールに運ばれてきている
これを見た年長さん「ヤバイ・・・」 ここからスパートがかかります!
(見て!このオオカミの出来映え)と言わんばかりに ニヤリ~
いや、本当にうまいですよ!
↓こちらは、傷ついたオオカミを氷のお風呂に入れてあげるところ。
自分たちも一緒にお風呂に入って製作します。
「氷のお風呂に入って、大丈夫なの?」と尋ねると
「今はお湯が入ってるから、大丈夫なんや!」と言い張る年長さん。
ソファーを製作しているグループは、とにかく「ゴ~ジャス!」にしたいらしい。
(ちょっと年中さんに対するライバル心が見えないこともないが、応援します!)
さて、肝心の年長さんが考えた『3びきのこぶた』続編をここで披露したいと思います。
『オオカミがぐらぐら煮立った大鍋に落ちました。こぶたたちは少しかわいそうだと思い、オオカミのしっぽにロープをつけて助けることにしました。そして、オオカミがやけどをしているので、氷のお風呂にいれてあげ、あんまり痛そうなので包帯をまいてあげました。その後、みんなでお笑いのテレビを夜中の2時半くらいまで見て、目が悪くなるといけないから眠ることにしました。オオカミは部屋の真ん中で薄目を開けて丸くなり、こぶたたちは、部屋の端っこで眠りました。朝がきてオオカミが先に目覚め、すぐにこぶたたちも起きました。一緒にトランプをしたり、だるまさんがころんだをして仲良くなり、オオカミはお家に帰っていきました。』
(みんなでお笑いのテレビを夜中の2時半くらいまで見て・・・とは、いったい誰のことでしょう!?)
身に覚えのあるお父さん・お母さんは心してご覧下さい。
さて、年長さんの作品もいよいよ大詰め、
背景の葉っぱは、彩色した一枚の紙から切り出していきました。
<つぼみ組>
つぼみ組さんも製作がんばっていましたヨ。
「できた~!」 (まだ途中ですが・・・)
ひとつ作業が終わるごとに完成したような達成感があります。
これを褒めながら、先生は次のステップへ進まなければなりません~
ガンバレ、つぼみ組さん!
【作品展当日】
作品展は朝からあいにくの雪(泣)
それでも、たくさんの方がご来園くださいました!
子どもたちは自分が作った作品をお家の人に見てもらったり
作っている時のことを話してあげたりすることで、とても達成感を感じていました。
共同製作の様子は、先生のコメント付きで紹介もされましたヨ。
保育室では、各学年の個人製作も展示されています。
<つぼみ組>
「ランチプレート」
(ちょっと固まっていますが、自分の作品を教えてくれています。)
「凧」 「ライオン」
<年少>
「自由画」
「ぼくとわたし にてるかな?」
「カラフルおに」
<年中>
「自由画」 「家」
「ちぎり絵」
<年長>
「自由画」
「割り箸ペン画」
「雛人形」
保育室を開放して、親子で作ろうのコーナーもあります。
今年は「のぼり人形」と「かわりだこ」の制作を
親子で楽しんでいただきました。
子どもと制作をする傍らで、お友だちと家族交流ができるのも
親子で作ろうの楽しみです!どうぞゆっくりお楽しみ下さい~
天候の悪い中、たくさんのご来園ありがとうございました!